2006年09月29日
5年前の南アランド
最近スワップ派に人気の南アランドについて気になることが・・・
SAXOのチャートではZAR/JPYはごく最近のものしかないので、代わりにUSD/ZARを調べてみました。
ちょっとびっくり。5年前の2001年12月にドルが高騰(南アランドが暴落)しています。実に最高値は13.85。
この時ドル円のレートはどうだったかと言うと、確かにドル高にはなっていますが、同じ月の最高値は132円。
ということは、その時のZAR/JPY のレートは、9.53円だったことになります。
うーん、5年間で2倍近い変動があったのですね。
スワップ狙いでもトレンドをよく確認してから仕込むのがよさそうです。
2006年09月28日
ボラティリティについて
以前の記事で、ポンドドルのボラティリティは意外に低く、単に価格が高いから大きく動くように見えると片付けてしまっていましたが、でもやっぱり値動きが荒いように感じるので、別の観点から考えてみました。
オプション理論で一般的に使われているブラックショールズモデルでは、価格がランダムウォークで変動するという仮定で理論式が導出されています(多少近似はありますが)。
つまり、ある一定期間後の価格の変動率の分布は正規分布に従うということが大前提となっています。
しかし、実際の市場の価格変動は、正確には正規分布ではなく、正規分布の裾野が広がった形状になっているそうです。その分、中ほどの変動率が削られて、動かない領域と大きく動く領域が強調された形になっているのではないかと思います。
これは相場は大きく分けてトレンドと保ち合いの状態から成り立っているということからも何となく納得できます。
そうすると、正規分布を仮定して求められたボラティリティが同じだとしても、変動率の分布が違えば、実際の変動率の出現する確率が変わることもあり得るということになります。
つまり、値動きが激しいと考えられているポンドペアでは、変動率の分布の裾野がさらに厚くなっており、そのためにボラティリティが低い割には大きな変動率の出現する確率が高いのではないかという仮説が立てられます。
おそらく数値的にはわずかな差なんでしょうが、長年の経験から来る各通貨ペアの値動きに対する勘というのもあながち無視できないものなのかもしれません。
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