2006年09月16日

SAXOBANKでの幻のプレミアム

SAXOBANKでは、システムの障害やトラブルなどの報告は一切されていないので、これは氷山の一角かもしれないが、最終的にはトラブルは解決されたのでその顛末を報告する。

9月6日朝、私はいつものようにオプションのボラティリティを確認するために、SAXO Trader でオプション価格をチェックしていた。

最近はボラが下がって売りが仕掛けにくいなあと思っていた矢先、通常、1円程度のEUR/JPYのATMコールオプションがなんと10円と10倍近くに跳ね上がっているではないか!

最初は目を疑い、EUR/JPYでボラが急騰する原因をネットで調べてみたが、そんな情報はどこにもない。しかし、理由はどうあれ、急騰したオプションは売るに限ると思い、試しにコールオプションを売り建ててみた。

SAXOのオプションは、実際の取引ではほとんどがディーラーが間に入りクォートしてくるが、EUR/USD、USD/JPY、EUR/JPYなどいくつかのメジャー通貨ペアだけは、ディーラーを通さずに売買ができる。もし、オプション価格が異常ならディーラーチェックが入ると思い、発注ボタンを押すと、なんとすんなり通るではないか。

そして実際にポジションがオープンされている。そして、通常ならあり得ない額のプレミアムが残高に反映されている。このチャンスを逃してはいけないと思い、さらに通常なら価値のないOTMのオプションを立て続けに売り建て、資産が一気に5倍まで膨れ上がった。

その日は興奮してあまり仕事が手につかなかったが、その日の夕方、再びオプション価格をチェックしたら、通常のレートに戻っている。オプション価格はほとんど0だ。ここで買い戻せば利益は確定だ、と思い、大半のポジションを買い戻した。これで、今までの損を完全に取り戻したと喜んで就寝した。

ところが、次の日起きて残高を確認すると、昨日の利益がきれいさっぱり消えている。そして、メールをチェックすると、SAXOのディーラーから昨日のオプション価格は間違っていたから取引は無効とするという通達が。

幻と消えたプレミアムに、ああやっぱりと思いながらも、ポジションをよくチェックすると、売り建てたポジションは消されていたが、買い戻したオプションだけが残っていて、わずかだが、プレミアムを支払っている形になっている。

システムの障害のせいなのに、こちらが不利益になるポジだけ残されるのは納得がいかないと苦情メールを出した。しかし、返信がない。日本人担当者も含め、何人かにメールを出し続け、やっと返信があり、すべてのポジを消してくれたのが、昨日15日のこと。何だか病気で休んでいただとか言い訳を。問題解決までなんと10日もかかっている。

これが噂で聞いていたSAXOの対応の遅さか、と腹立ちながらも、これ以上けんかを売っても仕方ないと思い、その代わり、この件はブログに記録して怒りを抑えることに。

オプション取引で他に選択肢があれば、とっくに乗り換えるのだが、他に選択肢がないから仕方ない。ほんとに投資家の利益を最優先する業者だけが生き残れる世界になって欲しいところだ。

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Comment on "SAXOBANKでの幻のプレミアム"

こんにちは。
Toyolabさんの体験を記事にして下さってありがとうございます。拝見しながら、それはないでしょう?!と思いました。首を傾げたくなるような対応振りですね(怒)。おっしゃるとおり、「投資家の利益を最優先する業者だけが生き残れる世界」になってほしいものです。

トレーダー内のディーラーチャット(SaxoTrader1なら右クリック→Analysin&News→DealerChat)でコンタクトするとメールよりも早く解決できると思いますよ。日本人担当者の方は人数が少ないようで待たされることが多々ありますが、深刻なトラブル時には遠慮なく呼び出してもいいと思います。私の体験上、自分(客側)の操作ミスでも日本人担当者の方は柔軟な対応をしてくれました、感情的にならずに情況を良く説明すれば良い対応してくれると思います。

  •   ハラダ
  • 2006年09月18日 00:35

ハラダさん、こんにちは。
なるほど、ディーラーチャットが早いのですか。これまでもメールでの対応が遅いのでsaxoへの不信感が募っていました。今度試してみます。

  •   toyolab
  • 2006年09月18日 08:30