2007年01月10日

オプション取引の優位性

今日はトレードなしです。

よく「オプション取引には優位性がある」などと言われますが、それはオプション取引すれば必ず儲かるという意味ではもちろんありません。
オプション取引だって売買によって得する人と損する人がいるわけで、いわゆるゼロサムゲームです。

では、どうして優位なのかということですが、それはオプションの価格がボラティリティによって大きく変動するからだと思います。
スポットの価格は、ある時点から一旦上昇した場合、さらに上昇するのか、そのままのレベルをキープするのか、反転して下落するのかの予測は難しいです。
しかし、ボラティリティの変化は上がり続けたり、下がり続けたりすることはなく、上がれば下がるという比較的予測しやすい動きをします。

なので、ボラティリティが急に上がったときにオプションを売り、ボラティリティが下がったときに買い戻せば、相場の動きにあまり左右されずに利益を出すことができることになります。
さらにボラティリティは、同時刻で一定というわけでなく、限月やストライクによってもばらつきがあります。それが相場の歪みであり、同じように一時的に高くなったオプションを売り、下がれば買い戻すことで利益を上げることができるのです。

但し、このような相場の歪みは、株式や先物など元来ボラティリティが高い市場でよく現れる現象なので、為替のようにボラティリティが比較的低く、流動性の高い市場では、このオプションの優位性はそれほど使えないのかもしれません。

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