2007年12月15日
高金利通貨買い+オプション戦略
久しぶりにFXオプション取引に関する記事を。
SAXO系の業者で最近、アイスランドクローナISK/JPYのトレードができるようになったということで、高金利通貨買いとオプションを合わせた戦略を考えてみた。
まずは、高金利通貨ってどんなものがあるのか調べてみた。
http://www.saxobank.com/?id=824
これでNZDより高金利な通貨を集めてみると、
ISK:13.45%
TRY:15.8%
ZAR:10.5%
などがあった。最近よく聞く高金利通貨だ。
本来ならこのようなマイナー通貨はボラティリティを考えなくてはいけないところだが、金利が10%を超えていることから、ここでは深く考えずにクロス円のスポット買い。
ただ、価格の桁数が違うので購入通貨単位は同じではいけない。最近のレートはざっと、
ISK/JPY=1.7-1.95
NZD/JPY=75-100
TRY/JPY=80-100
ZAR/JPY=15-18
なので、それぞれ100万円程度とすると、購入通貨高はそれぞれ
ISK/JPY:500,000
NZD/JPY: 10,000
TRY/JPY: 10,000
ZAR/JPY: 50,000
くらいにしておく。
ただ、このままでは普通の高金利通貨スワップ狙いトレードでしかないので、ここでヘッジのためオプション取引を使う。
当然、これらのマイナー通貨ではNZD/JPYを除いてオプションには対応していないので、円高時のヘッジのため、USD/JPYのオプションを利用。円高時のヘッジというと、USD/JPYのプット買いが正当法だと思われるが、今回は、50,000ドルのUSD/JPYのATMでのコール売りを実行。
但し、これは完全に円高時のヘッジになっているわけではなく、円高時にプレミアムが取れるという程度でしかない。
しかし、コール売りを繰り返すことで、高金利通貨買いの為替差損を多少でもカバーすることができる。逆に円安になってもUSD/JPYスポットのショートポジをショートコールポジに変えることで、ほとんどゼロコストでこの戦略を続けることができる。要はスワップとプレミアムを確実に取るための戦略なのである。
ここで注意することはやはりレバレッジ。急激な円高に対してはヘッジできないので、マイナー通貨のクロス円という急激な変動に耐えられるようレバは2、3倍程度に抑えておく必要がある。
ちなみに国内でSAXO系のFXオプション取引が可能な業者は下の二つ。
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