『新メタトレ入門本』チャートの使い方
『新MT4対応 FXメタトレーダープログラミング入門』(新メタトレ入門本)連動企画です。
今回は本書の第1章「1-2 チャートの使い方」のアップデート情報と、関連するMT5情報について説明します。
【目次】
第1章 メタトレーダーの紹介
1-1 MT4のダウンロードとインストール
1-2 チャートの使い方
1-3 MQL4プログラミングの流れ
第2章 スクリプトのプログラミング
第3章 カスタム指標のプログラミング
第4章 エキスパートアドバイザー(EA)のプログラミング
本書アップデート情報
このセクションでは、MT4のプログラミングの準備として、MT4のチャート画面の開き方や設定項目などに触れています。
最近のMT4のアップデートでは、MT4の画面まわりの変更はないので、本書のアップデートもありません。
関連するMT5情報
MT5に関しても、チャート画面の開き方や設定の仕方は、MT4とほぼ同じです。
ただ、表示項目で若干違いがあります。例えば、気配値表示の項目がMT4だと通貨ペア、Bid、Askとなっているところが、MT5だと以下のように銘柄、売気配(Bid)、買気配(Ask)となっています。
MT4はどちらかというと、FXに特化したツールだったのですが、MT5はFXだけでなく、株式や先物取引にも対応したツールという位置付けなんですね。
銘柄の行で右クリックして出たメニューで「チャートウィンドウ」を選択すると、メインウィンドウにチャートが表示されます。
気配値表示に通貨ペアを追加したり、削除したりする方法もMT4と同じです。
チャートのスタイルなどは、「チャート」メニューの「プロパティ」で設定します。
設定したスタイルをデフォルトのチャートスタイルとして保存したい場合、「チャート」メニューの「定型チャート」から「default」という名前で保存します。
これらの方法もMT4と同じです。要するに、チャートソフトとして使うのであれば、MT5の使い勝手はMT4と大差ないということです。
本書はプログラミングの解説がメインなので、チャートの詳しい使い方については省略します。