『新メタトレ実践本』仕掛けフィルタを追加したシステム
『新MT4対応ライブラリによるメタトレーダーEA実践プログラミング』(新メタトレ実践本)連動企画です。
今回は、本書の第5章「仕掛けフィルタを追加したシステム」についてです。
【目次】
第1章 メタトレーダーとプログラミング
第2章 本書ライブラリを使ったEAの作成
第3章 途転(ドテン)売買システム
第4章 手仕舞いを追加したシステム
第5章 仕掛けフィルタを追加したシステム
5-1 待機注文によるフィルタ
例題5-1 指値注文を用いたシステム
練習5-1 逆指値注文を用いたシステム
5-2 テクニカル指標によるフィルタ
例題5-2 エンベロープを用いたトレンドフィルタ
練習5-2 2本のエンベロープを用いたトレンドフィルタ
例題5-3 ADXを用いたトレンドフィルタ
練習5-3 ADXと±DIラインを用いたトレンドフィルタ
例題5-4 ATRを用いたボラティリティフィルタ(順張り)
練習5-4 ATRを用いたボラティリティフィルタ(逆張り)
5-3 タイムフィルタ
例題5-5 開始時刻と終了時刻を指定したタイムフィルタ
練習5-5 タイムフィルタが日付をまたぐ場合の対応
例題5-6 開始時刻と期間を指定したタイムフィルタ
練習5-6 タイムフィルタでの曜日の指定
第6章 可変ロット・マルチポジションシステム
第7章 EAプログラミングのコツ
第8章 本書ライブラリの解説
本書アップデート情報
本章に関しても、本書掲載のコードや説明で修正が必要となった箇所はありません。
ただ、タイムフィルタに関して、本書ライブラリのアップデートで、コードの書き方のバリエーションが増えた部分があります。
ある決まった時刻データの作成とか、ある期間の条件の設定の際に、時、分、秒を個別に扱わなくてはいけなかったり、MqlDateTimeといった構造体を使わなくてはいけなかったりと、やりたいことをプログラミングするのに若干煩わしさがあります。
そこで、ライブラリのアップデートで、日時データの作成や日時チェックを簡単に行うための関数を追加しています。
例えば、時・分データを引数として当日の時刻データを作成するToday()関数とか、開始時・分データと終了時・分データを引数として、現在がその時間内かどうかを判別するisTimeRange()関数などです。
詳しくは、『MQL4/MQL5共通ライブラリCodeBase』をご覧ください。